webエンジニアとして就職したい方、転職を検討しているwebエンジニアの方にとって、給与や年収は気になるポイントのひとつではないでしょうか。
時間をかけてプログラミングを学習する以上は、「自分の価値を認めてくれる企業に就職したい」と考えるのは自然なことです。また、業界である程度仕事をしていると、スキルや知識に対して正当な報酬をもらっているのか気になってくることもあるでしょう。
この記事では、webエンジニアの平均年収や年収アップの方法、未経験の方がwebエンジニアになるための道筋やおすすめの転職エージェントについて解説します。将来的に高年収なwebエンジニアとして活躍するための指針としてお役立てください。
求人サイトの「求人ボックス」は自社で掲載している求人情報からwebエンジニアの平均年収を算出しています。2022年1月の公開情報では、正社員webエンジニアの平均年収は546万円と発表されました。この年収は日本の正社員全体の平均年収と比較して高額です。
(参照:Webエンジニアの仕事の平均年収は546万円/平均時給は1,148円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス)
正社員webエンジニアの給料分布を確認すると、特にボリュームが大きいのは439~515万円のゾーンです。平均年収はこのゾーンの年収より高水準となっています。
また、公開情報からはwebエンジニアの年収幅が広いこともわかりました。363~973万円の幅で分布しています。この幅広さの要因として考えられる理由は、地域による給与の差です。
日本で最もwebエンジニアの給与水準が高い都道府県は東京都であり、平均で597万円の年収を獲得しています。一方で最下位は、平均年収350万円の福島県であり、東京都とは246万円の差があります。
同調査では言及されていませんが、スキルによる年収の違いも大きいと考えられます。IT業界でトレンドになっているスキルに長けている場合は、年収アップが期待できるでしょう。また、企業規模が大きいほど、勤務するwebエンジニアの年収が高くなっていく傾向があります。
webエンジニアの年収は年代によって変わってきます。
リクナビNEXTは30代webエンジニアを対象とした調査を行っています。同調査では、30代前半(30~34歳)と30代後半(35~39歳)のwebエンジニアの年収を比較しています。
年代 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 | 月平均残業代 |
---|---|---|---|---|
30代前半 | 532万円 | 1,000万円 | 200万円 | 47,790円 |
30代後半 | 620万円 | 1,100万円 | 300万円 | 6,7917円 |
(参照:30代エンジニア832人で考察する今どき年収実態|【Tech総研】)
このように、webエンジニアは年齢に応じて順調に昇給していくことがわかります。しかし、ITの現場は実力主義の傾向が強い世界です。実際には単に年齢による昇給ではなく、経験や獲得したスキルが評価された結果だと考えられます。
職種や仕事内容によっても年収に差が生じてきます。以下は、webエンジニアを「システム構築」「フロントエンド」「バックエンド」の3職種に分類し、年収を調査した結果です。
職種 | 平均年収 | 平均月収 |
---|---|---|
システム構築 | 470万円 | 30~40万円 |
フロントエンド | 380万円 | 25~30万円 |
バックエンド | 400万円 | 25~30万円 |
(参照:Webエンジニアの平均年収を調査!今よりも収入をUPさせる方法は? – アトオシ
フロントエンドとバックエンドに大きな年収の差は見られませんでした。ところが、システム構築やシステム設計は上流工程であることから、年収が高くなっているようです。
他職種のエンジニアと比較すると、webエンジニアの平均年収は高水準に位置しています。また、スキルや勤務先による差が大きいことも事実です。webエンジニアとして高いスキルや豊富な経験があれば高額収入を得ることも現実的になります。
一方、webエンジニアは将来性の点でも注目されている職種です。今後はIT業界でさらに重宝され、平均収入が上がっていくかもしれません。以下では、webエンジニアが将来性のある職種であるとイメージされる理由について解説します。
webサービス利用例が増えているため、今後もwebサービスを開発するwebエンジニアの需要は続くと考えられます。インストールの必要がなく、ブラウザ上で利用できるwebサービスは、パッケージやオンプレミスのソフトウェアの代替として広く普及しました。
今では個人か企業かを問わず多くのユーザーがwebサービスによる恩恵を受けています。今後も多くのシステムがWeb経由で提供されるサービスにシフトしていく見込みです。
スマホアプリ市場の拡大が続いている現状も、webエンジニアの将来性を語るうえで重要な要素です。現在は、少なくとも1人1台のモバイルデバイスを持っているのが当たり前の時代になりました。多くのユーザーが、生活のなかでアプリを日常的に使用しています。
また、スマホアプリがビジネス利用されることも珍しくありません。どこでも利用できる点や手軽さが評価され、多くの企業で業務用アプリが導入されています。テレワークの普及もスマホアプリのビジネス活用を後押ししていると言えます。
さらに、近年では既存の業務ツールがスマホアプリ化されるケースも増えてきています。アプリ開発にはwebエンジニアをはじめとしたweb技術を持った人材が不可欠です。今後もスマホアプリ開発におけるwebエンジニアの需要は高まっていくと考えられます。
上述した需要に対して、webエンジニアの供給は現在のところ追いついていません。webエンジニアに限らず、IT業界では増え続ける需要に対する慢性的な人材不足が続いています。世界市場で競争していくために、多くの企業が人材の獲得を急いでいる状況です。
つまり、webエンジニアとしての就職・転職は売り手市場と言えます。webエンジニアとしてのスキルを蓄積しておけば、採用される機会は豊富にあるということです。また、価値を評価されやすいため好条件での採用が期待できます。
webエンジニアはエンジニア業のなかでも年収が高く、将来性も期待されている職種です。では、実際にwebエンジニアとして昇給していくためには具体的にどのように取り組みをおこなえばいいでしょうか。
以下では、エンジニアとして年収をアップさせる方法として、「スキルアップ」「言語習得」「転職・フリーランス転向」「副業」をとりあげ、それぞれについて解説します。
常にスキルアップしていく姿勢は、エンジニアの年収を上げるために重要です。前提として、激しく進化しているIT業界にキャッチアップしていくためには、日常的な勉強やスキルアップが求められます。トレンドの技術やプログラミング方法については、現在の業務に直接関係ないとしても自分から学んでいきましょう。
高年収を獲得していくためには、職種をステップアップしていく必要があります。webディレクターやプロジェクトマネージャーになった場合は、コミュニケーション能力も重要です。年収を上げるためには、コミュニケーション能力など技術や言語以外の部分についてもスキルアップしていく必要があります。
需要の高い言語を率先して習得していくことも重要です。webエンジニアの年収は、習得している言語によって変わってきます。これは、言語ごとに習得しているエンジニアの数が異なり、需給バランスに細かな差があるためです。
需要が多く、国内の供給が追いついていない言語を見つけ、習得しておけば就職・転職市場での価値が高まります。近年需要が高いのは「Go」「Scala」「Python」といった言語です。
基本的に新しく開発された言語には注目が集まります。しかし、一時的に注目を集め次第に使われなくなっていく言語も多いため、言語の将来性にも注目が必要です。言語のトレンドに関する情報を日常的に集め、今後が期待できる言語は積極的に学習しましょう。
webエンジニアとして年収をアップさせるためには、働く環境を変えることも重要です。多くのエンジニアが、転職やフリーランスへの転向で年収をアップさせています。
企業に所属して会社員として勤務する場合、年収は会社の経済力に依存します。スキルや知識を磨いたとしても、大きな待遇の改善は期待できないかもしれません。より良い条件を求めて他の会社に転職することは、年収アップにこだわるwebエンジニアにとっては一般的な選択肢です。
年収アップのためにフリーランスへ転向するwebエンジニアもいます。安定して高単価の案件を受注できれば、会社員エンジニア以上の収入を獲得することもできます。スキルや営業力に自信があるなら、フリーランスへの転向も検討してみましょう。
副業をして年収を上げるwebエンジニアもいます。会社が副業を許可していることが前提となりますが、本業の収入に副収入を加えることで、年収アップにつながります。本業である程度の経験があり豊富なスキルを持っている場合は、副業の案件を見つけるのも決して難しくないでしょう。
年収アップを貪欲に狙うのであれば、スキルアップやコミュニケーション能力の向上を意識して副業に取り組むことをおすすめします。将来的なフリーランス転向に役立つためです。実際に、副業で収入をアップさせてフリーランスに転向するwebエンジニアは少なくありません。年収アップのために時間をかけたくない場合は、積極的に副業の求人案件を探しましょう。
ここまで解説したような方法により、webエンジニアとして収入を上げていくことができます。では、未経験の人がwebエンジニアになるためにはどうすればいいのでしょう。
以下では、webエンジニアになるための代表的な方法として「プログラミングスクールへの入学」「独学」「転職活動」をとりあげます。未経験からwebエンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
エンジニア未経験の場合、そもそも何から学べばよいのかわからない方が多いでしょう。そうした場合は、プログラミングスクールに通うことから検討してみてはいかがでしょうか。プロの講師が直接指導してくれるほか、わからないことがあればその場で質問できます。費用がかかりますが、効率的に学習できる方法です。
以下では、未経験者でも通えるプログラミングスクールを3校ご紹介します。
「CodeCampGATE(コードキャンプゲート)」は、未経験者の学習をサポートし、webエンジニアとしての就職や転職を目指すオンライン型スクールです。
経験がない人に対しても、HTML/CSS、JavaScript、PHP/MySQL、Laravelといった基礎スキルからマンツーマンで指導しています。基礎知識の習得後は、2カ月間の実習をメンターと共に進めていきます。
キャリア支援が充実している点も特徴です。メンターとキャリアコンサルタントが、自己分析や書類の添削、面接対策などをサポートします。企業への推薦状も作成してくれるため、採用率が高まります。
基礎学習2カ月+実践開発2カ月の学習プログラムを実施しており、定期的に募集がおこなわれています。料金は495,000円(税込)です。このほか、33,000円(税込)の入学金が発生します。
未経験から実務レベルまで成長したい方に適したスクールです。仕事をしながら通うことも可能であり、実際に9割以上の受講生が仕事をしながら学習しています。
「CodeCampGATE(コードキャンプゲート)」について詳しくはこちら
「RUNTEQ(ランテック)」は未経験から開発現場で仕事ができるレベルまで育成するwebエンジニア養成スクールです。完全オンラインで講義を実施しており、自宅にいながらプログラミングを学習できます。
受講生自身の思考力や想像力を促進するため、不用意に課題の回答を教えないカリキュラムを採用している点が特徴です。課題には、開発現場で必要になる実践的なノウハウが詰め込まれています。オンラインで講師に質問する力が身につけば、リモートワークでも役立つでしょう。
初心者向けの「Webマスターコース」は437,800円(税込)で提供されています。月々21,000円(税込)で分割払いしていくことも可能です。このコースには、無期限の就職サポートも含まれています。
オンライン特化のスクールであり、自動レビュー機能など受講生が1人で成長していける仕組みが整っています。他の人を気にせず、1人で学習していきたい人におすすめのスクールです。
「ポテパンキャンプ」は、webエンジニアとしての転職に特化したサポートをおこなっているプログラミングスクールです。web系開発企業への内定率は100%に到達しています。転職できなかった場合、一定条件のもとに返金対応をおこなっている点も特徴です。
カリキュラム作成においては「現場で使えること」を意識しており、これまで約1,000回の改良が加えられてきたと案内しています。また、現役のエンジニアがプログラミングの内容を細かくチェックし、現場を意識した指導をおこなっています。実際に受講者の多くは、企業への入社後即戦力として活躍しているようです。
未経験からエンジニアとしての転職を目指す「Railsキャリアコース」は、440,000円(税込)で提供されています。月々13,900円~(税込)での分割支払いも可能です。内定の獲得が明確なゴールとして設定されているため、何よりも転職の成功を重要視している方には適しているスクールと言えます。
プログラミングは学習が難しい分野ですが、現在では体系的に情報がまとめられた書籍やサイトがあるため、独学でも勉強できます。自己管理してモチベーションを保ちながら勉強できる人や、なるべく費用をかけたくない方は独学がおすすめです。プログラミングに興味を持ち始めたばかりという方も、最初はわかりやすくまとめられた本やサイトで基本を理解したほうがいいかもしれません。
プログラミングに特別な機材は必要なく、一般的なスペックのパソコンがあれば誰でもコードを書くことができます。本やサイトで知識をつければ、実際にアプリを開発することも可能です。就職活動・転職活動の際には、自分で開発したアプリがポートフォリオになります。
本格的な知識やスキルは時間やコストをかけて習得していく必要があるでしょう。一方で、無料のサイトでも基本を学ぶことは可能です。HTML/CSS、JavaScriptといった基本は、さらに高度な知識を学ぶうえでも無駄にはなりません。
「Progate」は多くのプログラミング初心者が利用している学習サイトです。スライドを用いてプログラミングの流れを説明しているため、視覚的に学ぶことができます。有料のプランもありますが、基本的なレッスンは無料で受講可能です。
動画形式のプログラミング講座を提供しているのが「ドットインストール」というサイトです。動画は3分間程度でまとめられているため、ちょっとした空き時間に学習できます。細かく内容を分けて4,000以上の動画を公開しているため、目的に応じて学習できる点も強みです。
「paiza」もドットインストールと同じく動画系の学習サービスです。paizaでは、動画を見ながらブラウザ上にコードを打ち込むことができます。プロのエンジニアに質問するサービスも提供されているため、不明点を解消することも可能です。
プログラミングスクールでの学習や独学で十分に知識をつけ、アプリ開発も問題なくできる段階に到達した場合は転職活動を開始しましょう。webエンジニアとして収入を上げていくためには日常的なスキルアップが求められますが、早い段階で現場に出ることも大切です。現場ならではの実践的なスキルを培うことにもつながります。
プログラミングスクールを利用している場合は、スクールの転職支援サービスを利用するのがおすすめです。現役エンジニアや専門スタッフが親身になって対応してくれます。推薦状を書いてくれるのもメリットです。
転職エージェントの利用も検討してください。IT業界での転職に特化した転職エージェントはたくさんあります。希望する条件をヒアリングしたうえで転職先を斡旋してくれるほか、書類作成、面接日時調整といったサポートをおこなってくれます。プログラミングの勉強をしながらの転職活動でも、スムーズに転職先を見つけられるでしょう。
webエンジニアは市場価値が高く、将来性のある職種です。平均で546万円の収入を獲得しており、スキルや経験次第ではさらに高年収のプレイヤーを目指すこともできます。Webサービスやスマホアプリの普及、人材が不足していることから多くの企業がwebエンジニアを求めています。転職先や副業での働き口も豊富です。
プログラミングの経験がない場合も、独学やプログラミングスクールでの学習で着実にスキルと知識を培っていけば、現場で活躍できるwebエンジニアになれます。高年収の転職先を見つけたい場合は、転職エージェントのサービスを利用しましょう。希望年収や条件を伝えておくと、該当する求人案件を紹介してくれます。
以下では、webエンジニアとして働きたい方におすすめの転職エージェントをご紹介します。
「リクルートダイレクトスカウト」は、就職・転職業界で最大手の株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントです。経歴情報を登録して企業からのアプローチを待つスカウト型のサービスであり、登録後すぐにスカウトが来る場合もあります。
紹介する求人は、年収600万円以上のハイクラス案件が中心となっています。約9万件の求人を保有していると言われており、業界でも屈指の大規模サービスです。また、常に膨大な数の非公開求人を保有していると言われています。
特徴は、webエンジニアの転職専門のチームを設置している点です。チームのアドバイザーはIT業界の出身者を中心に構成されており、業界の実情が反映された有益な転職アドバイスが受けられます。特に業界未経験者にとっては、転職成功のための心強いパートナーとなってくれるでしょう。
スカウト型のため、すぐ転職活動を進めたい方に適しています。また、自分の市場価値を確認したい方にもおすすめです。提案内容を確認するのみの使い方でも問題ないため、webエンジニアとしての転職を検討している場合は登録だけでもしておくことをおすすめします。
「マイナビIT AGENT」は業界大手のひとつである株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。サイト名が示すとおり、IT業界の転職に特化しています。
アドバイザーはIT業界出身者が中心です。業界出身者ならではのリアルな視点から利用者の転職にアドバイスをしてくれます。また、ITの専門用語を理解しているため、コミュニケーションでストレスを感じることがない点も高く評価されているようです。
業界大手ということで、確保している求人数についても申し分ありません。2021年9月の時点で、求人数は11,600件に到達しています。さらに、非公開求人の多さもポイントです。スキルや適正によっては、非公開の高収入求人が紹介されることも考えられます。
webエンジニアだけではなく、他の職種の求人も豊富です。インフラエンジニア、運用・保守のエンジニア、社内SEなど、IT系の求人をほぼ網羅しています。業界全体の転職情報を確認する目的でも便利なサイトです。
求職案件の多くは20代、第二新卒の転職希望者が対象です。早い段階で現場に参加して経験を積みたいと考えている方は、登録しておくことをおすすめします。
「転職ドラフト」は、株式会社リブセンスが手掛けるドラフト型の転職エージェントです。高年収が期待できるハイクラス求人を多数保有しています。
ドラフト型とは、企業から提示される条件を確認し、アプローチしていく企業を利用者側が選ぶタイプの転職エージェントのこと。収入や細かな業務内容が事前情報として提示されます。案内されていなかった業務が入社後に発覚し、「収入とのバランスがとれなくなる」といったトラブルを防ぐことができます。
他の利用者がどんな条件で合意しているのか確認できるのも特徴のひとつ。このことから、年収の相場を確認することも可能です。相場よりも大幅に年収が低い求人を回避できます。
基本的には企業からのオファーを待つことになるため、時間や労力がかかりません。現在の職場で勤務しながら、あるいは学習しながらでも、無理なく転職活動を進められます。
ただし、誰でも登録できるわけではありません。登録者のクオリティを維持するため、審査を実施しています。審査の合格率は4割程度。登録するためには、スキルや経験、将来性などでエージェント側に評価してもらう必要があります。
登録のハードルに見合う魅力的な求人を紹介してくれる転職エージェントです。自分の市場価値に自信がある場合は、登録してみてはいかがでしょうか。
株式会社インターノウスが運営する「OCTOPASS(オクトパス)」は、エンジニアの転職支援のほか、育成もおこなうサービスです。具体的には、「CTO」という重要ポジションに就く人材を企業に紹介しています。
CTO(Chief Technology Officer)とは、「最高技術責任者」のこと。技術面での総責任者であり、開発・組織づくり・戦略の検討など多くの業務に携わるポジションです。技術面から経営に関わっていくこともあります。
CTOは重要ポジションであることから、必然的に年収も高額です。平均年収は1,200万円であり、企業によってはさらに高額の年収を獲得しているCTOもいます。
「OCTOPASS(オクトパス)」はCTOを育成する4カ月間の学習コースを200,000円(税込)で提供しています。このコースで学び、スタートアップなどのCTOになった受講生は少なくありません。現役のCTOが経営・技術の学び直しにこのコースを受講することもあります。
CTOはアメリカでは一般的な職種ですが、日本でも技術経営への注目と同時に普及し始めています。webエンジニアから将来的なキャリアアップを計画している方にはおすすめしたい転職エージェントです。
「レバテックキャリア」は、レバレジーズ株式会社が運営するエンジニア求人専門の転職エージェントです。同社は15年以上エンジニアの転職支援サービスをおこなっており、信頼感があります。東京・名古屋・大阪・福岡に拠点を構えており、首都圏の求人案件を中心にそろえている転職エージェントです。
求人の約8割が年収600万円以上の高収入案件で占められています。実際に、利用した求職者の約7割が年収アップに成功しているそうです。転職で年収を50万円アップさせた実績もあります。
各企業と密接にコミュニケーションをとっている点も特徴です。人事部だけではなく、現場のプロジェクトマネージャーも交えて人材情報の共有をおこなっています。このことから、内定までの期間は非常にスピーディーです。やり取りを始めてから1週間程度で内定が決まった例もあります。
ハイクラス求人を中心的に扱っていることから、ある程度経験を積んできたエンジニア向けのサービスです。未経験の場合は同社の「レバテックルーキー」が推奨されています。
「TechClipsエージェント」は、notari株式会社が運営しているITエンジニア専門の転職エージェントサービスです。年収500万円以上の求人案件を中心に取り扱っています。また、東京・神奈川・埼玉・千葉の求人のみを紹介しています。
1,000以上の豊富な企業に人材を紹介している点が特徴です。このなかには「SONY」「SEGA」「DMM.com」「KONAMI」などの国内大手企業が含まれています。インフラ・ネットワークエンジニア、AIエンジニア、データサイエンティストなど、webエンジニア以外の求人も充実しています。
現役エンジニアがカウンセリングを担当するため、エンジニアならではの悩みを共有できます。相談内容をもとに、強みを生かせる仕事・現場が紹介されるため、入社後のミスマッチを防ぎやすい点がメリットです。
エンジニアがやりがいと安心感を持って働けるように、紹介先の企業は事業会社に限定されています。「エンジニアの価値を理解している企業に紹介する」をサービスのコンセプトにしているようです。
相談しやすく、悩みを理解してくれる転職エージェントを探している方におすすめです。
「リツアンSTC」は、株式会社リツアンSTCが運営しているサービスです。クライアント企業と求職者の双方にとって満足度の高いサービスを目指しています。「オムロン」「いすゞ」「KDDI」「カシオ」「SUBARU」「ソフトバンクグループ」などの大手と取り引きをおこなっています。
いわゆる「派遣」の会社ですが、一般的な登録型派遣ではなく、常用型派遣をおこなっています。常用型派遣とは社員として派遣会社に入社し、派遣先で勤務する仕組みのこと。つまり、株式会社リツアンSTCの正社員として派遣先で働くことになります。
派遣会社としてはマージンの低さが注目されています。1~4年目は29.4%、4年目以降は19.4%のマージンが収入から減算されます。一般的な派遣会社の平均マージンは39%のため、大幅に低いことがわかります。さらに10年以上勤務するとマージンが0%、つまり一切減算されなくなるのです。
さらに、クライアント企業に正社員として雇用されること(引き抜き)を公認している点も特徴です。派遣社員として成果を出せば正社員雇用を打診されることもありますが、リツアンSTCでは引き抜かれることを推奨しています。エンジニアの選択肢や幸せを尊重している派遣会社と言えるでしょう。
多くのエンジニアが別の派遣会社からリツアンSTCに乗り換えています。派遣会社の雇用条件に疑問を感じている場合は、こちらがおすすめです。
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