本記事では、レバレジーズが運営するエンジニア専用のQ&Aサイト「teratail」の概要や、メリット・デメリット、teratailの基本機能・使い方を解説します。
「teratail」は、レバレジーズが運営するエンジニア専用のQ&Aサイトです。teratailをはじめとする質問サイトを上手に使い、疑問を自分で解決することも、エンジニアに求められるスキルの1つです。本記事では、teratailの概要やメリット・デメリット、基本機能・使い方について解説します。
目次
teratailは、レバレジーズが運営するエンジニア専用のQ&Aサイトです。「3分でわかる」がコンセプトになっており、開発や学習に行き詰まった際に、teratailで質問すれば質問を見たほかのエンジニアやプログラマーが回答してくれます。
素早い回答と回答率の高さが強みで、質問に対する回答率は90%近くにも上ります。
teratailの大きな特徴は、コミュニケーションツール「Slack」と連携できることです。teratail内のSlackのコミュニティに質問を投稿すれば、より多くのユーザーから回答をもらえる可能性があります。
さらに、HTML5アプリケーション開発用のWebサービス「Monaca」の公式Q&Aページとしても認定されており、ますます活発なコミュニティへの発展が期待されます。
teratailと似ているサービスに、Qiitaがあります。Qiitaもエンジニア専門のQ&Aサイトですが、teratailと比べると、雑談系の内容も多く、備忘録や豆知識を共有するためのブログとしての機能も持ち合わせています。
したがって、純粋に技術内容のQ&Aを調べたい場合はteratail、雑談も含めた内容を調べたい場合はQiitaと使い分けるのがよいでしょう。
teratailを使う主なメリットは、以下の4つです。
ここからは、これらのメリットについて解説します。
teratailの1つ目のメリットは「質問に対する回答が早い」ことです。teratailに質問を投稿すると、非常に早く回答が返ってきます。早ければ数分程度で回答をもらえます。
回答者の数も増加傾向にあり、より高いスキルを備えた知識豊富なエンジニアから回答をもらえることも多いでしょう。
的確な回答をすぐにもらえるのは、teratailを使う大きなメリットです。
teratailの2つ目のメリットは「質問がしやすい」ことです。あらかじめフォーマットが用意されており、要点をまとめた質問がしやすくなっています。
また、タブレットやスマートフォンなど、デバイスを問わず質問ができるため、思い立ったらすぐ質問できることも、teratailの大きなメリットです。
teratailの3つ目のメリットは「過去の質問を閲覧できる」ことです。学習分野のタグを登録すれば過去の質問を見つけやすくすることもできます。
過去の質問を見れば、新たに質問しなくても、今の自分と同じ状況の人の質問を参考に問題を解決できる可能性もあるので、便利です。また、上手な質問の仕方を学ぶこともできます。
teratailの4つ目のメリットは「間違った回答があってもほかの回答者が修正する可能性がある」ことです。teratailの回答者は複数人いるため、誰かが間違った回答をしても、ほかの人がその間違いを指摘して正確な答えを返してくれる場合があります。
多くのエンジニアが集うサイトだからこその強みといえるでしょう。
teratailにはいくつものメリットがある一方で、デメリットもあります。ここからは、以下の3つのデメリットについて解説します。
teratailの1つ目のデメリットは「質問に対して端的な回答しか得られない」ことです。teratailでは、質問に対する回答のみが書き込まれ、「なぜそうなるのか」といった過程についての説明はあまりありません。
したがって、質問者のレベルによっては、回答に納得がいかない・回答の意味がわからないといったこともあるでしょう。しかし、この傾向は今後の利用者の増加により、さまざまなタイプのエンジニアが参加することで改善される可能性も大きいといえます。
teratailの2つ目のデメリットは、「攻撃性の高い回答が書き込まれる場合がある」ことです。
teratailでは、ときに人を見下すような回答がされるケースもゼロではありません。過去には、質問が抽象的であったり、用語を間違っていたりすることを攻撃するような書き込みがされることもあったようです。また、初心者というだけで厳しい回答が寄せられたり、間違った回答をすると高圧的に指摘されたりする場合もあります。
不特定多数の人が参加するコミュニティである以上、さまざまな方がいるため、仕方のないことかもしれません。しかし、攻撃的な方は利用者の一部に過ぎませんので、そのようなことがあっても、あまり気にしないようにしましょう。
teratailの3つ目のデメリットは「質問が削除できない」ことです。これはteratail公式の「投稿の削除ポリシー」で定められている仕様であり、どうすることもできません。それゆえ、少々慎重に投稿する必要があります。
二重投稿や元々投稿するつもりではなかった内容を投稿してしまったなど、どうしても質問を削除してもらいたい場合は、削除リクエストをすれば削除してもらえることがあります。そのような場合は公式サイトに問い合わせましょう。
ここからは、teratailを使いこなすために、3つのポイントを詳しく解説します。基本的には以下の流れです。
teratailを利用するには、まずは登録が必要です。以下のURLにアクセスし、登録してください。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
登録は、メールアドレス以外にもFacebookなどのSNS、Google、GitHubアカウントでもできます。
メールアドレスで登録する場合は以下の手順で進めます。
teratailには、さまざまな基本機能が備わっています。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
タグを使えば、自分が知りたいカテゴリの情報を探しやすくなります。teratailでは、タグの設定は5つまで可能です。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
よく使用するタグをMyタグとして登録することで、そのタグの最新の質問がトップページに表示されます。
閲覧者は、質問を評価できます。高評価をつけた質問はフィードの上位に表示され、低評価とした質問は表示がされなくなる仕組みです。
質問者は、最もよいと思う回答にベストアンサーをつけられます。
質問に回答された場合や、その回答がどのような評価を受けたかによって増減します。
teratailで質問をする方法は、以下の通りです。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
最初に、画面上部(上図赤丸部)にある「質問する」ボタンをクリックします。
すると質問画面に進むので、解決したいことをタイトルに入力し、さらにタグも入力します。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト」
その後、本文を入力します。見出しの付加や、画像・コードの挿入も可能です。
引用:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト」
質問のテンプレートを使用する場合は、質問画面にある「テンプレート」タブ(上図赤丸部)をクリックし、「基本テンプレート」ボタンをクリックすれば、テンプレートを表示できます。
teratailを使う際に注意しておきたいことは、主に以下の3つです。
ここからは、これら3つについて解説します。
teratailを使う前に、必ず自分で調べてみる習慣をつけてください。
自力でエラーを解決できるようになることは、優秀なエンジニアになるための条件の1つです。まずは自分で調べてみて、どうしても解決できなければteratailで質問するようにしましょう。
teratailを利用する際は、礼儀とマナーを守ってください。回答をしてくれた相手への感謝も忘れないようにしましょう。もし問題の解決にはつながらない回答だったとしても、相手は自分の質問に回答するために時間を割いてくれています。回答してくれたことに対して、お礼を伝えるのがマナーです。
また解決した質問はクローズし、問題が解決したことを示しましょう。
質問は具体的にしましょう。何がわからないかも判断できないような質問では、高いスキルを持ったエンジニアであっても答えられません。質問者自身が問題の内容を把握し、閲覧者に伝わるよう言語化することが大切です。
また、質問文のわかりやすさのほか、相手や特定の人を傷つけるような内容でないかも質問前に必ず確認してください。
teratailは「3分でわかる」がコンセプトになっているQ&Aサイトです。質問をすれば短時間で誰かが答えてくれるといった特徴があり、うまく活用できれば疑問や問題をすぐに解決できる可能性があります。
ぜひ、teratailを活用して、プログラミング学習やプログラミング実務における疑問の解決に役立ててください。
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