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最終更新日: 2022.11.11 (公開: 2022.03.23)

プログラマーになるためには大学へ行くべき?その理由やメリットなどを解説

プログラマーになるためには大学へ行くべき?その理由やメリットなどを解説
  • 将来プログラマーになろうと考えている
  • これからプログラマーになるかどうか検討している
  • プログラマーになるためには大学への進学は絶対なのか知りたい

プログラマーを志望している学生には、上記のような悩みがあるのではないでしょうか。そんな悩みをお持ちの方に向けて、本記事では以下のような観点から大学へ進学することについて解説していきます。

  • 大学でプログラミングを学ぶメリット・デメリット
  • プログラミングを大学と専門学校で学ぶことの違い
  • プログラミングを学ぶためにおすすめの学科

この記事を読むことで、プログラマー志望の方が大学へ進学することのメリットやデメリットを理解できます。また、大学進学以外の選択肢についても解説していますので、自分にあった進路を考えられるようになります。

進路を決めるのは今しかできない大きなチャンスです。そのため、後悔のないように考え抜くことが大切です。プログラマー志望で現在学生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラマーになるには大学へ行くべき?

プログラマーになるには大学へ行くべき?

プログラマーとは、システムエンジニアが設計したプログラムを元に、プログラミングでシステムを構築していく仕事のことです。プログラマーには資格が不要であり、スキルによってキャリアが形成されていきます。そのため、プログラマーは実力主義だと考える人も存在します。

そこで「プログラマーになるには大学へ行くべきか」と考える人もいるでしょう。結論を申し上げますと、専門学校に行くよりも大学に通った方がいいです。その理由は、以下のように4つあります。

  • 人脈が広がるから
  • 出世が速くなるから
  • 自主的に学習時間を増やせるから
  • 教養を学べるから

もちろん大学に行かなくてもプログラマーになることは可能です。専門学校に通えばより多くの時間をプログラミング学習に当てることもできるかもしれません。しかし大学へ進学することによって、別の進路では得られないものを手にすることができます。

文部科学省の「令和2年度学校基本調査(確定値)の公表について」という資料によると、大学(学部)への進学率は54.4%です。これは高校を卒業した人のうち、およそ半分が大学に進学していることを意味します。裏を返すと、大学に進学できない人もいるのです。

もしあなたが大学にいけるチャンスがあるならば、ぜひ大学に進学するべきです。大学に進学するだけで、半分の人が経験できないことを体験できます。結果として、プログラマーとしてのキャリアアップにも繋がるでしょう。ここであげた大学進学をおすすめする理由については、次章の「大学でプログラミングを学ぶメリット」にて詳しく解説していきます。

大学でプログラミングを学ぶメリット

大学でプログラミングを学ぶメリット

ここまでプログラマーでも大学進学をおすすめすることをご説明しました。では、なぜプログラマー志望でも大学進学すべきなのでしょうか。プログラマー志望の学生に大学進学をおすすめする理由は、以下のようなメリットがあるからです。

  • 人脈が広がる
  • 専門学校より年収が高く・出世が速い
  • 自主的な学習時間を増やせる
  • 教養が身につく

本章ではそれぞれのメリットについて、詳しく解説していきましょう。

人脈が広がる

大学に通うことで、人脈を広げることができます。その理由は、大学には様々な考え方の人がいるからです。専門学校に通う場合、同じ進路を目指している人が集まっています。その環境はプログラミングを学ぶ上で励みになるかもしれません。しかしプログラミング仲間はスクールでも見つけることができます。

一方自分の専門分野とは異なるジャンルを学んでいる人と出会うのは難しいです。大学には様々な地域から人がやってくるため、人と出会うチャンスになります。そして自分とは異なる考え方を持つ人と出会うことで、視野が広がります。視野を広げることは仕事のみならず、人生においても重要なことです。

そして人脈が広がることで、将来的にビジネスで繋がれることがあります。これは必ずそうなるとは言えませんが、チャンスとして掴んでおくといいでしょう。例えば、ある友人が就職した企業のプロジェクトでプログラマーを探しているとき、あなたを紹介してもらえるかもしれません。あるいは、あなたの友人の知り合いがプログラマーを探しているとき、友人を経由してお仕事を紹介してもらえることもあるでしょう。

このように、大学に通うと幅広い人脈を作ることができます。専門学校でも人脈を作れますが、プログラミングを専門としている人にしか出会えないでしょう。これは専門学校では構築できない人脈となるため、大学に通える方ならぜひ参考にしてほしいメリットとなります。

専門学校より年収が高く・出世が速い

大学を卒業すると、専門学校を卒業するよりも年収が高く、出世が速くなる傾向にあります。それは、大学卒と専門卒では基本給が異なっているからです。

東京労働局の「令和3年3月新規学卒者の求人初任給賃金調査」という調査によると、大学の求人初任給と専修の求人初任給では以下のように12,300円の差がありました。

大学の求人初任給 210,000円
専修の求人初任給 197,700円

このように企業では一般的に、大学生の新卒社員には、基本給与として比較的高く支払っています。その理由は、大学卒の新卒社員には将来的にマネージャーやリーダークラスの仕事を任せることになっているからです。

マネージャーやリーダークラスの役職につくと、給与は高く支払われます。もちろん専門卒の社員でもこのような役職につくチャンスはあります。しかし一般的には大学卒の社員の方が上位のポジションにつく可能性があるのです。

大学を卒業していると将来的に早く出世ができて、将来的には、年収も高くなる可能性があります。そのため、プログラマーとしてキャリアアップしたいと考えている場合は、大学を卒業した方が有利です。

自主的な学習時間を増やせる

大学に通うと、自主的な学習時間を増やすことができます。大学では、自分で授業を選択することが多いです。時間割を決めるのも自分になるため、高校のように毎時間授業で埋まっているということはありません。そこで生まれる空白の時間は、自分で好きなように利用できます。

そこで、大学で使える自由な時間に自主学習を進めるといいでしょう。大学を卒業するための単位を取得しながら、プログラミングの勉強もできるため、一石二鳥です。また、プログラマーに必要なのはプログラミングの知識だけではありません。

将来的にプログラマーとして、どのように活躍したいかによって、必要な知識が変わってきます。例えば、プロジェクトのリーダーになりたい場合は、プロジェクトとはどんなものなのか、またプロジェクトを進めるためにはどんなことが必要なのか知っておくといいでしょう。

しかし、「プログラマーになりたい」と考えていても、将来どんな風にキャリアアップしたいかまで考えられる方は少ないです。そこでプログラミングの学習の他に、ビジネスに必要な一般知識を学習してみてください。ビジネスパーソンに人気な資格として、以下のようなものがあります。

  • ビジネス実務法務検定
  • 各種マネジメント資格
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • TOEIC
  • 簿記
  • 秘書技能検定

何をすればいいのかわからない方は、上記のような資格から、気になったものを受けてみるといいでしょう。

教養が身につく

そして、大学へ通うことで教養を身につけることができます。教養とは、学問や知識、精神の修養などを通して得られる心の豊かさや理解力のことです。とはいえ、「教養を身につける」と言っても、いまいちイメージがつかないかもしれません。教養とされているジャンルの例として、以下のようなものがあります。

  • お金に関する教養
  • 道徳に関する教養
  • 健康に関する教養

例えば、大学へ進学したあなたが課題として夏目漱石の『こころ』という小説を読むことになりました。もしかしたら自分では手に取ることがなかったかもしれません。そこで『こころ』を読むことで、自分の人生では体験しなかったことを疑似体験し、登場人物の感情を理解することができるのです。この経験は、もしかすると就職先での人間関係や、物事の価値基準に影響を与えるかもしれません。

このように、大学へ通うことで自分からは関わらなかったようなことを体験できます。教養は、学んですぐ効果を発揮するものばかりではありません。しかし人生にはどんなことが起こるかわかりません。

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズには、ある有名なエピソードがあります。それは、彼が大学でカリグラフィーを学んだことが、のちにApple製品を製造する上で役に立ったという話です。カリグラフィーとは文字を美しく見せるための手法で、彼は大学時代にこれを学びました。それから彼がMacを製造する際に、Windowsにはない美しいフォントを導入したのです。これにより、Macは「Windowsにはない魅力がある」として人気を集めました。

このように考えると、大学は教養を身につけられる場所だと言えるでしょう。本を読むことはいつでもできますが、教授や学生と一緒に何かを学習できるのは大学時代ならではの貴重な体験です。

大学でプログラミングを学ぶデメリット

大学でプログラミングを学ぶデメリット

ここまで大学でプログラミングを学ぶメリットについて解説しました。しかし大学でプログラミングを学ぶことには、以下のようなデメリットも存在しています。

  • 実用的なプログラミングだけを学ぶわけではない
  • 大学に通わなくても勉強することは可能

後から後悔することがないように、あらかじめデメリットについても理解しておきましょう。ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

実用的なプログラミングだけを学ぶわけではない

大学で学べるプログラミングは、実用的なものではありません。大学でプログラミングを学ぼうと思い、情報学部や理工学部へ進もうと考えている方もいるかもしれません。しかし大学で学ぶことは、プログラミングの仕組みや理論です。

確かに、プログラマーとして活躍していく上では、プログラミングの仕組みや理論を知っておいたほうがいいでしょう。しかし実用的なプログラミングを学びたいと思って入学した人にとっては、がっかりするに違いありません。

もちろん、このようなデメリットを理解した上で進学することは問題ありません。しかし大学で具体的にどんなことを学べるのか知らないまま入学してしまうと、後悔するでしょう。こうした事態を避けるためにも、大学ではどんなことを学習できるのか調べてみてください。

大学に通わなくても勉強することは可能

大学へ通わなくてもプログラミングを学習することは可能です。実際に、大学へ通わないでプログラミングを学習している人もいます。例えば、大学では経済学を学びながら、空いている時間にプログラミングスクールへ通っている人もいるのです。

大学でプログラミングを学習する人は、仕組みや理論しか学べないのですが、大学以外で学習している人は実践的なプログラミングを学習できます。さらに大学では経済学を学んでいるため、将来的にその知識が役立つかもしれません。

このように、大学に通わずにプログラマーになるためにプログラミングスクールに通うという選択肢もあるのです。もしあなたがもともとシステム関連のことに興味があり、プログラミング以外に学びたいことがないのであれば、大学でプログラミングを学んでもいいかもしれません。しかしプログラミングだけに絞れないのであれば、大学では他に興味がある学科に進み、スクールを利用してプログラミングを学習してみてはいかがでしょうか。

プログラミングを大学と専門学校で学ぶことの違いとは?

プログラミングを大学と専門学校で学ぶことの違いとは?

ここまで大学でプログラミングを学ぶことのメリットとデメリットについて解説していきました。では、専門学校でプログラミングを学ぶこととは、どのような違いがあるのでしょうか。これらの違いは、以下のように2つあります。

  • 就職するタイミングの違い
  • 基本給の違い

ここからはそれぞれの違いについて解説していきましょう。

就職するタイミングの違い

1つ目の違いは、就職するタイミングです。大学生の場合、3年生の3月ごろから就職活動がスタートします。一方専門学校の学生の場合は学科によって通う年数が異なり、1年制〜4年制まであります。プログラミングの専門学校では2年制や3年制が多いので、一般的な大学生とは就職するタイミングが異なるのです。

様々な事情によって、もし「とにかく早く就職したい」と考えているのであれば、専門学校の方がいいと感じるかもしれません。しかし特に早く就職したいわけではないなら、大学を選んだ方がいいでしょう。人生全体を見てみると、学生として過ごす時間よりも、社会人として過ごす時間の方が長いです。学生の間でしか経験できないこともあるので、特に理由もなく急いで就職する必要はないでしょう。

基本給の違い

そして2つ目の違いは、基本給です。「​​大学でプログラミングを学ぶメリット」の章でもご説明しましたが、大学卒と専門学校卒では基本給に1〜2万円ほどの差があります。それは、大学卒の社員に対してプロジェクトリーダーのような役職になってもらうことを期待しているからです。

もし「基本給が低くても問題ない」「プログラマーとして早く活躍したい」と考えているなら、特に問題ないでしょう。しかし、「できる限り給与は多くもらいたい」「将来的にはプロジェクトリーダーになりたい」と考えているならば、大学へ通うべきです。

このように、実力主義だと思われがちなプログラマーでも、大学卒の方が多く給与をもらえるケースがあります。大学と専門学校で迷っている方は、このような違いを踏まえて考えてみましょう。

プログラミングを学ぶためにおすすめの学科

プログラミングを学ぶためにおすすめの学科

ここまでプログラミングを大学と専門学校で学ぶことの違いについて解説してきました。では、実際に大学へ通うことを選択した場合、どのような学科を選べばいいのか気になりますよね。プログラミングを学ぶ場合は、以下のような学科がおすすめです。

  • 情報工学科
  • 機械工学科
  • 電子工学科
  • コンピューター科学科
  • ゲーム学科
  • デジタルゲーム学科
  • データサイエンス学科
  • 知能情報工学科

ここからは、それぞれの学科で何を学べるのか、卒業後はどんな進路があるのかなどについて詳しく解説していきましょう。

情報工学科

情報工学科は、数学や物理学を使ってコンピューターの仕組みを理解したり、実際にコンピューターを動かしてプログラミングを身に付けられる学科です。また、高学年になってからは数学や情報処理技術について高度な知識を学習します。この知識を用いて応用することで、人工知能、音声・画像認識のような最先端の技術にふれることもできます。

何になれる学科か プログラマー
IT技術者
卒業後の進路例 プログラマー
IT技術者として一般企業に就職
大学院
起業

情報工学科の卒業生には、プログラマーになる方もいます。また、IT技術者として一般企業に就職する方もいるため、幅広く活躍できるでしょう。また、大学院でさらに研究を進める人や、起業する人もいるようです。

機械工学科

機械工学科とは、機械を作るために必要な技術や知識を学ぶ学科です。機械を動かすと、電気や摩擦、熱などが発生します。このような力がどのように発生するのかを知っておかないと、機械を製造できません。このように、機械工学科では力学を用いて機械の設計や製造の技術を学ぶのです。

何になれる学科か エンジニア
卒業後の進路例 建設関連業
製造業
大学院

機械工学科の卒業生は、機械メーカーに就職することが多いです。例えば輸送用機器であればいすゞ自動車やトヨタ自動車東日本などへ就職している卒業生がいます。

こうした特徴から、機械を動かしたい、機械について学びたいという方には機械工学科がおすすめです。

電子工学科

電子工学科は電子の性質を解明していく学科です。例えば、携帯電話やコンピュータのハードウェアに使われる信号には電子が用いられています。また、情報を伝達するための音波や電磁波の現象についても学んでいきます。

何になれる学科か 設計開発者
電子・電気系研究技術者
エンジニア
卒業後の進路例 機械メーカー
建設関連業
製造業
大学院

電子工学科を卒業すると、機械メーカーなどに就職することが多いです。そこでは設計開発者になったり、電子・電気系研究技術者になったりする人もいます。また、中には大学院へ進んで研究を行う人もいるようです。

コンピューター科学科

コンピューター科学科は、応用人工知能や音声画像処理といった情報科学技術を通じて、コンピュータやネットワークについて専門的に学ぶ学科です。また、社会や自然に対する理解力もあわせることで、情報技術を活用して社会のどのように貢献できるかを考えていきます。

何になれる学科か システムエンジニア
情報工学研究者
ネットワーク技術者
セキュリティ技術者
卒業後の進路例 技術者として一般企業に就職
ゲームプログラマー

コンピューター科学科では、システムエンジニアや情報工学研究者になる可能性があります。そしてネットワークなどの技術者として一般企業に就職する人が多いです。また、中にはゲームプログラマーになる人もいるようです。

ゲーム学科

ゲーム学科では、「遊び」をテーマにクリエイターを育てていく学科です。ゲームには様々な機種があり、常に最新の技術を取り入れた製品が販売されていきます。こうした商品が誕生するのは、クリエイターの創造力があるからこそです。

そこでゲーム学科では、「企画」「デザイン」「プログラム」といったジャンルに分類して学んでいきます。

何になれる学科か ゲームプロデューサー
ゲームグラフィックデザイナー
ゲームプログラマー
卒業後の進路例 CGプログラマー
ゲーム業界への就職

ゲーム学科の進路は、多くの人がゲーム業界へ就職しています。また、専門性を活かしてゲームプロデューサーやゲームグラフィックデザイナー、ゲームプログラマーとして活躍している人もいるようです。

デジタルゲーム学科

デジタルゲーム学科ではゲーム制作をメインとして、技術について学んだり、運営力を身に付けていったりします。制作したゲームがユーザーに愛されるためには、高度な技術を用いることは必要です。しかしそれだけでなく、ユーザーが快適にゲームをプレイするための運営力も重要なのです。

何になれる学科か ゲームプログラマー
ゲームスクリプター
キャラクター設計
ゲームプランナー
シナリオライター
卒業後の進路例 技術者として一般企業に就職
機械メーカー

デジタルゲーム学科を卒業すると、ゲームプログラマーやゲームスクリプターとしてゲームに携わることができます。また、学科で学んだ知識を活かして、技術者として一般企業に就職したり、機械メーカーに就職したりする人もいます。

データサイエンス学科

データサイエンス学科では、データ分析について学ぶ学科です。例えば数学や統計学、計算機科学を用いてビッグデータから情報を導き出したりします。近年ではWebメディアやマーケティング、SNS運用など様々な場面でデータを用いるようになりました。データサイエンスは、このような場面でも役に立ちます。

何になれる学科か データサイエンティスト
マーケター
データアナリスト
卒業後の進路例 情報産業への就職
製造業への就職

データサイエンス学科の卒業生は、情報産業や製造業に就職しています。また、データサイエンスを学んでいると、マーケターやデータアナリストになることも可能です。そのため、様々な業界で活躍できるチャンスがあるでしょう。

知能情報工学科

知能情報工学科では、コンピュータ・サイエンスについて学んでいきます。専門知識はもちろん、ビッグデータから生活に役立つ規則や新しい知識を発見するデータ科学や、人工知能などを学ぶことができます。

何になれる学科か データサイエンティスト
データアナリスト
卒業後の進路例 情報産業への就職
製造業への就職
大学院進学

知能情報工学科を卒業すると、データを扱うデータサイエンティストやデータアナリストになることができます。そこで、情報産業や製造業へ就職して活躍している人もいます。また、大学院に進学して研究を続ける人もいるようです。

プログラミングスクールで学ぶこともおすすめ

プログラミングスクールで学ぶこともおすすめ

ここまで大学でプログラミングを学ぶことについて解説していきました。大学では実践的なプログラミングではなく、理論について学ぶことがメインです。そこで、実践的なプログラミングを学びたい場合は、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。

プログラミングスクールとは、その名の通りプログラミングを学習できるスクールです。スクールには学生から社会人まで通っていて、就職や転職、副業を目指している方が多いです。中には大学や専門学校へ行っていてもスクールに通う人もいるため、実践的なプログラミングを習得したい人には最適です。

プログラミングスクールのメリット・デメリット

プログラミングスクールに通うメリットは、以下のように3つあります。

  • プログラミングスキルが身に付く
  • 仲間と一緒に学べる
  • ポートフォリオを作成できる

プログラミングスクールに通うことの大きなメリットは、プログラミングスキルが身に付くことです。プログラミングは独学で学習することも可能ですが、それよりも早く身に付きます。スクールによっては現役の講師が指導してくれることもあるので、疑問もすぐに解決できます。

また、スクールに通えば仲間と一緒に学べるので、モチベーションを維持できます。学習を続けている途中で、挫折してしまうことは誰しもあります。そんな時に仲間がいれば、辛い状況も乗り越えられるでしょう。

そしてポートフォリオを作成できることは転職や就職に役立つメリットです。ポートフォリオとは成果物のことで、提出することでプログラミングスキルがあることを証明できます。転職や就職を目指している場合はポートフォリオがある方が有利なので、ぜひ作っておくべきものです。

しかし一方で、プログラミングスクールの受講費用が高額であるというデメリットもあります。もし毎月の支払いが大変になりそうなのであれば、安く通えるスクールを探してみてください。

プログラマーとして就職を考えてる方へ

プログラマーとして就職を考えてる方へ

この記事では、プログラマー志望の学生が大学へ通うべきかどうかについて解説していきました。プログラマーを目指している人でも、大学へ通うチャンスがあるならばぜひ通ってください。社会人になってからは学べないことや経験があり、こうした体験が将来役立つこともあるのです。

そしてプログラマーになりたいという方は、プログラマーに特化したスクールのサービスを有効活用しましょう。大学とは別にプログラミングスクールを活用することで、自分の希望年収や希望条件に合った就職先を見つけることができます。

そこでプログラマーとして就職を考えている方に向けて、最後におすすめのスクールをご紹介します。それぞれ特徴がありますので、あなたのビジョンに適したスクールを見つけてみてください。

現役エンジニアによるオンラインプログラミングスクール|CodeCamp

現役エンジニアによるオンラインプログラミングスクール|CodeCamp

出典:CodeCamp

CodeCampは、オンラインで学習することに特化したプログラミングスクールです。現役のエンジニアからスキルを学べることが特徴で、実践的なプログラミングを自宅で学習したい人に人気があります。CodeCampの特徴は以下の通りです。

スクールの特徴 マンツーマンで学習できる
就職に強い企業・分野 インターネットメディア運営事業
インターネット広告事業
デジタルコンサルティング事業
おすすめの人 自宅で学習したい人
未経験からエンジニアを目指したい人

CodeCampの特徴は、マンツーマンで学習できることです。学習スピードは人によって様々で、あまり早く進んでしまうとついていけないという人もいます。自分のペースで学習したいという方は、マンツーマンのスクールがおすすめです。

CodeCampでは、学習だけでなく就職のサポートも行っています。特に強い分野は、インターネットメディア運営事業やインターネット広告事業、デジタルコンサルティング事業などとなっています。Web関連の企業に就職したいと考えている方は、ぜひサポートを活用してみてください。

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大学生や大学院生のための就活支援型プログラミングスクール|レバテックカレッジ

レバテックカレッジ

出典:レバテックカレッジ

レバテックカレッジは、レバテック株式会社が運営しているスクールです。レバテックカレッジでは、Webサービス開発の現場で需要の高いとされているPHPを中心にカリキュラムを組んでいます。レバテックカレッジの特徴は以下の通りです。

スクールの特徴 3ヶ月間で習得できる
就職に強い企業・分野 インターネットメディア運営事業
インターネット広告事業
おすすめの人 PHPを学習したい人
スピーディーに習得したい人

レバテックカレッジの特徴は、3ヶ月間で習得できることです。Webアプリケーション開発スキルを網羅したカリキュラムが用意されています。そのため、プログラミング未経験でも自分で考え、応用して実装ができるようになります。

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自宅で現役エンジニアから学べる|TechAcademy[テックアカデミー]

TechAcademy

出典:TechAcademy

TechAcademyは、キラメックス株式会社が運営しているプログラミングスクールです。スクールでは質問ができる環境が整えられていて、チャットで気軽に疑問を解決できます。そのため、わからない点はすぐに解決したいという場合には重宝するシステムです。

スクールの特徴 生徒同士で交流できる
就職に強い企業・分野 インターネット関連企業
ゲーム関連企業
おすすめの人 疑問点を気軽に解決したい人
パーソナルメンターから指導してもらいたい人

TechAcademyの特徴は、生徒同士で交流できることです。大学に通いながらプログラミングを学習することは、簡単なことではありません。挫折しそうになった時に同じ境遇の仲間がいると、困難も乗り越えやすくなるでしょう。

TechAcademyの就職先としては、インターネット関連企業やゲーム関連企業があります。ゲームやインターネット関連のサービスに携わりたいという方は、ぜひ検討してみてください。

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未経験から最短3カ月でプログラマーへ!!|0円スクール

0円スクール

出典:0円スクール

0円スクールは、株式会社ブレーンナレッジシステムズが運営しているプログラミングスクールです。名前の通り無料でJavaを学習できます。0円スクール特徴は以下の通りです。

スクールの特徴 実践的なカリキュラム
就職に強い企業・分野
おすすめの人 コストをかけずにプログラミング学習をしたい人
エンジニアに向いているか挑戦してみたい人

0円スクールの特徴は、実践的なカリキュラムが用意されていることです。無料で学習できるため、内容は充実しているのか心配している方もいるでしょう。しかし講師には現役のプログラマーがついていて、現場での経験を反映してカリキュラムが作られています。そのため、実践的なプログラミングを利用できるのです。

ちなみに、0円スクールの目標は就職ではありません。あくまでプログラミングを身につけて、成果物を作成することがゴールとなっています。そのため、コストをかけずにプログラミング学習をしたい人やエンジニアに向いているか挑戦してみたい人におすすめのスクールとなっています。

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本格的なプログラミングが学べる!中、高校生向けプログラミングスクール|Codeofgenius

Codeofgenius

出典:Codeofgenius

Codeofgeniusは、株式会社ナンバーワンソリューションズが運営しているスクールです。中学生・高校生に向けてカリキュラムを提供していて、学校に通いながら学習できるように作られています。Codeofgeniusの特徴は以下の通りです。

スクールの特徴 本格的なスキルが身につく
就職に強い企業・分野
おすすめの人 高校生からプログラミングを学びたい人

Codeofgeniusの特徴は、学生向けでありながら本格的なスキルが身につくことです。CodeofgeniusではSwiftやC#などの言語を学習できます。こうした授業を受講し、コンテストで入賞者した人数は業界でNo.1の実績を持っています。

そのため、高校生からプログラミングを学びたい人にはおすすめのスクールです。多くのプログラミングスクールが就職や転職をゴールとしています。そのため、学生でプログラミングを学習したい人は、同じ年齢層が集まっているCodeofgeniusがいいでしょう。

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